開発・パーツ輸入

型式認定で手戻りが起きる原因の多くは、企画や部品選定の段階にあります。当社は、日本の基準を見据えて企画・設計の段階から関わり、海外部品の調達から量産までを支援します。

支援の内容

企画・設計・量産管理

日本の基準を踏まえて仕様を決め、試作から量産までの品質と工程を管理します。

海外部品の調達

台湾・中国などの部品メーカーから、基準への適合を確認しながら部品を調達します。

組立委託

国内外の協力先と、組立の手配をします。

輸入の段取り

部品や完成車を輸入するお客様の、輸入の段取りを支援します。必要な書類や手順を整理し、通関業者などと連携して進めます。

電装開発

バッテリー・モーター・制御まわりの電装の構成を、基準への適合を前提に検討・開発します。型式認定業務の一環として、アシスト用モーターの改良にも取り組んできました。

IoT・OTA・遠隔診断

通信機能を使った車両状態の把握、制御ソフトウェアの遠隔更新(OTA)、遠隔診断について、対応のご相談に応じます。

モーターとコントローラ

主要な部品には、信頼できるメーカーのパーツを中心に使うことをおすすめします。動力部分のモーターとコントローラは、メーカーを混在させず、原則として、同じメーカーのユニットとして組み合わせます。そのほうが、後からの調整がしやすくなるためです。

海外の車両を日本で売るまでの、3つの進め方

海外の電動アシスト自転車を日本で販売したい場合、事業計画や販売数量、ブランドの方針によって、適した進め方が変わります。

3つの進め方の比較
比較項目1. 海外ブランド車両の日本仕様化2. 既存部品を活かしたオリジナルブランド3. 新規設計によるオリジナル車両
概要海外ブランドの既存車両を、日本向けに手直しします。実績のある既存部品を活かし、日本向けの独自ブランドをつくります。独自のコンセプトで、車両を一から設計します。
開発期間の目安短〜中中中〜長
必要なロット海外ブランドが求めるロットや生産時期によります。日本向けの専用部品の最小発注数によります。中〜大。金型費・開発費の回収を見込む必要があります。
主な利点ブランドの知名度とデザインを、そのまま活かせます。現実性と独自性の釣り合いがよい進め方です。最初から日本の基準に合わせて設計でき、差別化しやすくなります。
主な課題メーカーへの依存度が高く、制御の中身が開示されないことがあります。部品とフレームの適合を確かめる必要があります。初期投資と、販売数量の確保が課題になります。
基準への対応日本向けの変更が必要です。実は、もっとも難しくなる場合があります。基準への適合を前提に設計できます。基準への適合を前提に、最初から設計できます。
向いているケース海外で実績のあるブランドを、早く導入したい場合事業を進めながら、独自ブランドを育てたい場合独自ブランドを、長い目で育てたい場合

1. 海外ブランド車両の日本仕様化

概要
海外ブランドの既存車両を、日本向けに手直しします。
開発期間の目安
短〜中
必要なロット
海外ブランドが求めるロットや生産時期によります。
主な利点
ブランドの知名度とデザインを、そのまま活かせます。
主な課題
メーカーへの依存度が高く、制御の中身が開示されないことがあります。
基準への対応
日本向けの変更が必要です。実は、もっとも難しくなる場合があります。
向いているケース
海外で実績のあるブランドを、早く導入したい場合

2. 既存部品を活かしたオリジナルブランド

概要
実績のある既存部品を活かし、日本向けの独自ブランドをつくります。
開発期間の目安
中
必要なロット
日本向けの専用部品の最小発注数によります。
主な利点
現実性と独自性の釣り合いがよい進め方です。
主な課題
部品とフレームの適合を確かめる必要があります。
基準への対応
基準への適合を前提に設計できます。
向いているケース
事業を進めながら、独自ブランドを育てたい場合

3. 新規設計によるオリジナル車両

概要
独自のコンセプトで、車両を一から設計します。
開発期間の目安
中〜長
必要なロット
中〜大。金型費・開発費の回収を見込む必要があります。
主な利点
最初から日本の基準に合わせて設計でき、差別化しやすくなります。
主な課題
初期投資と、販売数量の確保が課題になります。
基準への対応
基準への適合を前提に、最初から設計できます。
向いているケース
独自ブランドを、長い目で育てたい場合

1は、手軽に見えて、もっとも難しくなることがあります。

コントローラーやモーターの制御が独自仕様の場合、日本の基準に合わせるための変更が難しいことがあります。コントローラー、モーター、バッテリー、フレームと変更が連鎖し、結果として新規開発に近い規模になる場合もあります。

2は、現実性と独自性の釣り合いがよい進め方です。

海外向けに生産されている車両や、共通の車台(プラットフォーム)を活かせる場合は、比較的短い期間で、リスクを抑えながら独自ブランドにできることがあります。ただし、部品の変更によってフレームの設計変更が必要になると、新規開発に近づくこともあります。

3は、ロットと投資が必要ですが、新しい市場をつくれる可能性があります。

基準への対応の自由度がもっとも高く、新しいデザインや技術で、新しいカテゴリーを生み出せる可能性があります。欧米のプレミアムなE-BIKE市場では、ファッションやライフスタイルとして選ばれる車両もあります。

どの進め方が合うかは、ご相談の中で一緒に検討します。当社では、多くの場合、2の進め方をおすすめしています。

日本への参入を考えている新しいブランドや、日本の代理店を募集しているブランドなどを、ヨーロッパ諸国をはじめ、米国、カナダ、中国、台湾などからご紹介できます。

開発の段階で、基準を確かめておく。

部品が決まり、試作車ができてから基準に合わないことが分かると、設計の変更や部品の再調達が必要になります。企画や部品選定の段階で法規を確認しておけば、こうした手戻りを抑えやすくなります。

当社は、台湾・中国のメーカーと通訳を介さず中国語で直接やりとりしながら、部品の仕様や試験データを早い段階で確認します。開発から型式認定まで、同じチームが一貫して関われるのが当社の特徴です。

  1. 企画法規確認
  2. 部品選定・調達法規確認
  3. 試作法規確認
  4. 試験法規確認
  5. 量産法規確認

開発のご相談も、型式認定フォームから。

車両の企画や部品調達の段階でも、型式認定のご相談フォームからお問い合わせください。

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